補聴器を購入するにあたって、メーカーやそのシェアは気になるところではないでしょうか？上位にあるほど良いとは一概に言えませんが、店頭で試聴できるメーカーを中心にご紹介したいと思います。
※ブランド名（赤文字）をクリックすると各社ホームページにジャンプします。（外部リンク）


　　　　　　　　

１　Sonova（ソノヴァ）　

補聴器ブランド名はPhonak（フォナック）、Unitron（ユニトロン）で、本社はスイスにあります。
補聴器の世界シェアNo.1の企業で、１９４７年創業で現在１００か国以上で使用されています。

２つのブランドで発売される製品内容や発売時期はほぼ一緒で、製品名が異なります。世界のリーディングカンパニーの一角を担う、その開発力と独創的な発想で『聞こえ』に悩むすべての人の声に耳を傾け、総合的な聴覚ケアを届けることを理念としています。

お子様向けタイプも充実しており、オプションも充実しています。

２　William Demant（ウィリアム・デマント）

補聴器ブランド名はOticon（オーティコン）、bernafon（バーナフォン）で、本社はデンマークにあります。

創業１００年以上の老舗企業です。難聴であった創始者の奥様に対する愛情とケアの精神に基づき、付け心地の負担を軽減することや、音を理解する脳へ優しい補聴器の発売など、技術だけでなく聴能学の分野にも研究範囲を広げています。

パワータイプや、騒がしい環境下、会議・会合などの周囲の聞こえ環境を分析する機能を備えた製品もあります。

３　Sivantos（シバントス）

補聴器ブランド名はシーメンス・シグニアで、本社はドイツにあります。知っている方も多いメーカーではないでしょうか。
自声のこもり感が軽減され、耳への圧迫感が少ない製品が多く、個性的なデザインやカラバリエーションで「あえて見せる」といった特徴の補聴器もあります。

電池交換のいらない充電タイプの補聴器も発売されています。




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以下は試聴器はございませんが、お取り寄せすることは可能です。

４　GN Resound（ジーエヌリサウンド）　

デンマーク補聴器ブランド名はGN Resound（GNリサウンド）、Beltone（ベルトーン）で、本社はデンマークにあります。

５　Starkey（スターキー）　

補聴器ブランド名はStarkey（スターキー）で、本社はアメリカにあります。
１９６７年創業の比較的新しい会社ですが、ロナルド・レーガン元大統領が在任中にスターキーの補聴器を使用していることを公表し、有名になりました。

６　WIDEX（ワイデックス）　

補聴器ブランドはWIDEX（ワイデックス）で、本社はデンマークにあります。

以上までが世界６大メーカーと言われる補聴器メーカーで、残念ながら日本企業（パナソニック、リオン、オムロンなど）は上位６社に含まれていません。これは、ヨーロッパ各国が福祉に重点を置いている結果だと言われています。
ご購入に際しては、上位３社であればどれを選んでいただいても安心できると思います。

※販売台数による順位は2015年のデータをもとにしています※